目頭切開について
目頭切開とは
内眼角から上まぶたにかけて張っている蒙古ヒダを切除し、より自然な二重ライン（重瞼ライン）が作られるように皮膚の引っ掛かり（蒙古ヒダ）を解除する治療です。目頭切開手術を行う事で、目と目の距離が短縮され目元はハッキリとした印象になり、目力アップにつながります。
蒙古ヒダとは
蒙古(もうこ)ヒダとは、日本人に多いとされる上まぶたから目頭にかけて覆い被さっている皮膚部の事ですあり、医学的には内眼角贅皮(ないがんかくぜいひ)と言います。この蒙古ヒダが極端に被さっている状態の場合は、目間が離れて見えたり、目元の印象がきつく見えたり、目が小さく見えたりもします。
目頭切開法
①切開する蒙古ヒダに印をつけます。②局所麻酔をします。
③再度、切開する蒙古ヒダに印をつけます。
④蒙古ヒダを切開します。
⑤切開部縫合します。
※目頭切開法手術は、３０～５０分で終了します。
目頭切開治療後の注意点
※コンタクトレンズは、手術後3日間使用できません。※５～７日目の抜糸翌日から患部は濡らせます。
※入浴は当日から可能ですが、腫れを最小限に抑える為にも、腫れのある間はぬるめのシャワー浴をお勧めします。
※体が温まる事（入浴・運動・飲酒）で、腫れやすくなり、腫れが引きにくくなってしまいます。
※腫れのピークは２～５日です。１週間程で腫れは７～８割は引きます。
※経過には個人差があり、左右の腫れ方、腫れの引き方も異なる為、治療後の多少の左右差は１ヶ月程で揃ってきます。
目頭切開法よくある質問
両目の間がどの位あいていれば目頭切開治療手術に向いていますか？
両目の間が３.５センチ以上開いていると目が離れている印象となりますので目頭切開治療手術を受けるとバランスがとれた顔立ちになります。- 目頭切開治療手術のＺ形成では腫れないと聞きましたが、Ｗ形成やＶ形成でも腫れないのですか？
- 目頭切開治療手術のＺ形成では腫れないという訳ではなく、蒙古ヒダの状態や腫れの出方も個人差があります。
- 目頭切開治療手術後、元々の二重のラインが不自然になったりしませんか？
- 目頭切開治療手術後の経過として腫れや皮下出血がある時期はあるため、一時的に不自然に見える可能性はありますが落ち着いてきます。
- 目頭切開治療手術の傷跡は残りますか？
- 目頭切開治療手術の傷跡は残りますが、白くうすく残るため目立つものではありません。コンシーラ等で綺麗に隠せる程度です。
- 目頭切開治療手術で二重になりますか？
- 目頭切開治療は二重にする治療ではないので、目頭切開治療手術だけでは二重にはなりません。
- 目頭切開治療手術をすれば、自分好みの目の形になりますか？
- ある程度希望の形にする事はできますが、元々の目の形などにより限界があります。
- 目頭切開治療手術後の腫れる期間はどの位ですか？
- 腫れのピークは３～７日となりますが、完成するまでに３～６ヶ月必要となります。
- 目頭切開治療手術後、周りの人に気が付かれたりしますか？
- 目頭切開治療手術後、腫れが出たりしますのでサングラス等で隠したりする必要はありますが、自然体に仕上がる様に切開しますのでご安心下さい。
- 目頭切開に向かない人もいますか？
- 元々の目と目の間の距離が近かったりすると治療後目が近すぎて寄り目になってしまいます。バランスが必要です。
- 他院で目頭切開の治療を受けて傷跡も残り結果に満足していません。修正できますか？
- 一度切開しているため、修正は難しくなります。
傷跡の赤みや盛り上がりがある場合には、傷跡をおさえる治療もありますのでご相談下さい。
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