薄毛の原因 | 大宮中央クリニック

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薄毛の原因

薄毛の原因
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薄毛の原因

1.どうして症状が起こるのか?
ホルモンの影響、遺伝的要素、食生活、ストレスなどの理由が考えられています。
気にしなければ、治療する必要はありませんが、日本人男性の3人に1人は薄毛を気にしているといわれていて、女性の薄毛相談も増加しています。
薄毛の主な原因
髪の本数を平均約10万本として計算すると、1日に50本から100本は自然に脱毛していると考えられますが、150本以上の状態が続くようなら、病的な抜け毛(異常脱毛)といえるでしょう。
薄毛の原因としては、以下の4つが一般的に言われています。

①男性ホルモンによる脱毛
男性ホルモンのテストステロンは、皮脂の分泌や毛母細胞の分裂などを促進させる効果をもちます。このテストステロンが、毛髪や皮脂にある5αリダクターゼという還元要素により活性化されると、DHT(ジヒドロテストステロン)というより強力な男性ホルモンを作り出します。そしてこのDHTが毛乳頭細胞の受容体に結合してしまうと、髪の毛を作る為の細胞分裂が減ってしまいます。これにより髪の成長を抑制してしまう働きがある為、髪の毛が細く、弱く、抜けやすくなって、薄毛・抜け毛の症状が出ます。

②血液循環不良による脱毛
頭皮には多くの血管が張り巡らされていて、各毛穴から生えている髪の毛に栄養を届ける役割を担っています。しかし、頭皮に張り巡らされた血管が何らかの原因で収縮してしまうと、髪の毛に行き渡るはずだった栄養が十分に届かず、髪の毛の成長を妨げることになってしまいます。その結果、髪の毛が成長し切る前に髪の毛が抜け落ちて、抜け毛や薄毛の原因となると考えられている。

③脂漏による脱毛
皮脂が異常に多く分泌されると、毛穴が詰まり頭皮の状態が悪くなります。さらに悪化すると皮膚に炎症が起き、炎症による脱毛が起きる可能性がある。

④頭皮の緊張による脱毛
様々な要因で頭皮が緊張する(硬くなる)事によって頭蓋骨と頭皮の間の血管を圧迫することにより、血流が悪くなって毛乳頭細胞の活動が低下するといわれています。 これらの4つのうちのどれかひとつが薄毛の原因とは限りません。複数の原因が互いに影響しあっている場合も多いと考えられます。
脱毛症の種類
脱毛症と呼ばれるものには、以下のような種類があります。

○男性型脱毛症(AGA)
壮年性脱毛症や男性の薄毛の主な原因です。
AGAはAndrogenetic Alopeciaの略で「男性型脱毛症」の意味です。男性型脱毛症の多くは、男性ホルモン「テストステロン」が酵素により変換されてできた「ジヒドロテストステロン」の働きに関係して薄毛になる状態です。男性が誰でも若くして薄毛になるわけではなく、遺伝的な素質に加え、ストレス、食事、生活習慣などの影響も大きいと考えられます。なお、男性ホルモンは、髪は薄くする方向にはたらきますが、ひげや陰毛などは濃くする(硬毛化)方向にはたらくと考えられています。
脱毛は前頭部または頭頂部から起こることが多く、額の生え際から後退していくM型、頭頂部から薄くなるO型、どちらも薄くなる複合型などさまざまな進行パターンがあります。

○女性の男性型脱毛症(FAGA)
女性の薄毛でも男性型脱毛症が増えています。
女子男性型脱毛症(FAGA)は、男性の薄毛に多く見られる男性型脱毛症(AGA)とよく似た抜け方をする、女性の脱毛症のことです。FAGAは「Female Androgenetic Alopecia」の略で、簡単に言えば女性版のAGAということになります。 加齢に伴って、前額部や頭頂部からしだいに薄くなっていくのが特徴で、前頭部では生え際の後退や左右のそり込みの拡大が見られ、頭頂部ではつむじ周囲の脱毛が見られます。

○びまん性脱毛症
女性の薄毛の主な原因
男性型脱毛症のような特定部分が薄くなる症状とは異なり、頭の広い範囲(髪の毛全体)の毛が抜けて薄くなる症状の脱毛症です。年齢的には30代後半からの中年以降の女性に多く見られ、原因は主に加齢、ストレス、過度なダイエット、間違ったヘアケア、ホルモンバランスの乱れ、病気や投薬の種類などさまざま。男性型脱毛症と同じく、成長することを休んでしまう休止期毛の割合が多くなり、その結果、抜け毛が増え薄毛になってしまいます。

○分娩後脱毛
産後の抜け毛は、女性ホルモンの変化が主な原因だとされています。妊娠中は女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が増えます。通常髪の毛は一定のサイクルで生え変わっていますが、女性ホルモンが増えると髪の毛が抜けにくくなるため、妊娠中は髪の毛や体毛が増えて毛深くなったという妊婦さんも多くいます。産後すぐは女性ホルモンが急激に減少し、妊娠中に抜けなかった髪が一気に抜けてしまいます。

○円形脱毛症
コインのように円形状に毛が抜け落ちます。多発して頭全体の毛が抜けることや、全身の毛が抜ける場合もあります。
原因としては、ストレス・遺伝・自己免疫疾患などがあげられます。

○粃糠(ひこう)性脱毛症(脂漏性脱毛症)
皮脂分泌の異常が原因で起こる脱毛症。
頭皮からのフケは誰にでもできるものですが、ひこう性脱毛症の場合は、頭皮が白く見えるほど多量のフケが発生しカサブタのような状態になって毛穴を塞いでしまいます。脂漏性の場合は過剰に分泌された皮脂が毛穴を塞いでしまいます。どちらも、皮脂や老廃物の排出がうまくいかなくなり、フケと皮脂を栄養に細菌(皮膚常在菌)やダニなどが繁殖して炎症を起こしてしまい、炎症による脱毛につながります。

○抜毛症(トリコチロマニア)
これは自分で自分の毛を引き抜いてしまったり、根元で毛を折ってしまう病気で、眉毛・まつ毛なども対象になる場合もあります。 原因は精神的なものと言われており、慢性的なストレスにさらされていたり、欲求不満が満たされない状態が慢性的に続いていたりする場合に現れる衝動制御障害、または依存症とされる病気です。
髪の役割とヘアサイクル
髪を含むすべての体毛は、伸び続けるわけではなく、成長しては抜け落ち、同じ毛根からまた新しい毛が生えるえることをくりかえしています。これをヘアサイクルと呼んでいます。
ヘアサイクルは、成長期、退行期、休止期の3期に分けられます。このうち成長期が一番長く通常2~6年間続きます。しかしAGA(男性型脱毛症)の場合、この成長期が短くなるため、髪の毛が十分に成長しません。

髪が生えている理由は様々ありますが、基本的には人間の体を守るために生えています。 たとえば、頭部を直射日光や暑さ寒さから守り、外部の衝撃から保護するクッションの役割を果たしています。

【ヘアサイクル】
・成長期
成長期とは毛母細胞が分裂を繰り返して新たな髪を生成し、新毛が成長していく行程の時期を指します。毛母細胞で髪をどんどん成長させて上へと押し上げられていきます。成長にともなって髪は太くたくましくなっていきます。 このように毛母細胞が1本の髪がたくましくなるまで生成し続ける期間を成長期と呼び、一般的には3年~7年ほど続きます。
今生えている頭髪の85~90%


・退行期
退行期とは毛母細胞での髪の生成が弱まり止まる時期を指します。この時期に毛母細胞は生成した髪から分離を始め、分離した髪は抜けだしていきます。この行程は成長期から休止期に移行する過程の一時期で約2週間と短くなっています。
今生えている頭髪の1%

・休止期
休止期とは髪の成長が完全に止まり、髪が毛母細胞から分離している状態を指します。休止期に入ると、毛包の長さ(毛根部分の長さ)は、成長期の2分の1から3分の1くらいになり、毛幹(見えている毛)は、皮膚表面近くまで押し上げられ、やがて脱毛します。毛母細胞は次の髪を生成するための準備へと働きを切り替えていきます。
毛根が退化してから脱毛するまでの期間 約3ヶ月~数年
今生えている頭髪の9~14%

薄毛治療

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